こんつは! シャー満太郎です。
さて、このシャー満太郎、十数年前になりますが、北海道を自転車で3ヶ月間旅したことがあります。
そんなシャー満太郎が、旅の出発前にこんな準備をしたらいいよっていうお話をしますね。
今回は自転車の装備です。
サイドバック
長期の旅にはサイドバックは必着ですね。
もちろん装着の目的は積載容量のアップです。
しかし、それ以外にもいいことがあります。
まず、サイドバック装着用のキャリアが、荷台になるので大きなバックを載せられて、サイドバックの分、横に広がったので大きなバックでも安定します。
それにサイドバックはパッキング状態でも、ササッと荷物を取り出せるのがいいですね。
そんな利点の多いサイドバック、じゃあシャー満太郎が実際に装着したもの何かというと、アウトドアメーカーのモンベルのサイドバックでした。
これですね↓
カメラのフラッシュに反応し、ピカッと光っているのがサイドバックです。
モンベルって山登りやキャンプのイメージが強いですが、ウェアから小物まで自転車グッツが数多くあるんですよね。
じゃあ何でモンベルにしたかというと、シンプルなデザインがいいのと、シャー満太郎が好きな青色だったから!
このシャー満太郎、カッコから入る性分なので実用性とかあまり考えてませんね。
それに有名なメーカーなので、まあ信頼していいんじゃないってな具合です(すんません、本当に適当な性格なんです)。
ちなみにこのシャー満太郎、シンプルデザインのモンベルが大好きで、普段着のシャツは全てモンベル、お出かけ用のショルダーバックもモンベルで、モンベル好きを全身でアピールしております。
さて、サイドバックを取り付けるには、取り付け用のキャリアが必要になりますね。
キャリアを着けると上面に荷物が置けるのがいいですね。
しかしこのキャリアなんですが、ひとつ注意が必要です。
シャー満太郎の自転車はマウンテンバイクだったんですが、前輪にサスペンションが着いてたんですね。
そして、このサスペンションの膨らみがキャリアを着ける際に邪魔で邪魔でなかなか取り付けられませんでした。
最終的には汗ビッショリかきながら、キャリアをひん曲げて着けた記憶があります。
キャリア購入の際は、自分の自転車に合うか確認したほうかいいですね。
それと最後にサイドバックは前後4つ取り付けましょう。
何故かというと、後輪だけだと自転車の後方だけに重量が掛かってしまい、自転車に負担がかかり壊れやすくなってしまいます。
乗車する本人の重量も後輪に掛かりますから。
なのでシャー満太郎は水とかテントとか重いものをあえて前輪にパッキングしていました。
でも結果、宗谷岬に到着するころにはスポークがポキポキ折れ、キャリアは割れて後輪の車軸がボッキリ折れちゃいましたね。
エンドバー
エンドバーとはハンドルの両端に縦に着けるグリップのことです。
闘牛のツノみたいになりますね。
このバーを着けると、自転車漕ぐのがとても楽になります。
人間ってのは歩く時や走るとき、握った手を縦にしますよね。親指を上側にして。
その状態が人間にとって一番自然なスタイルなんですが、マウンテンバイクはハンドルが横向きでなので、手を横向きにして握らなくてはならないんです。
平坦な道ならこれでもいいですが、坂道になると力が入りません。
足だけて漕いでいる感じです。
しかし、このエンドバーを握って登ると、まるで坂道を走っているかのように動けてるのですよ。
イメージ的には漕ぐ足と逆の腕をぐぐっと伸ばし、同時に漕ぐ足もぐりりと伸ばすという、全身をひねり伸ばすって感じっていうか、えっと輪島光一のカエル飛びパンチの形をですね、イメージしてですね・・・。
まあ、全身を使うんですね!
あと平坦な道でも、エンドバーをたまに握ると腕が楽になりますよ。
距離メーター
距離メーターとは車軸の回転をセンサーで計り、自分の走った距離や現在のスピードを計測してくれる機器のことですね。
大きさはちょっと腕時計程度でハンドルに装着してました。
これです↓
右側の白いのが距離メーターです。
ちなみに「総走行距離2300キロだ! バンザーイ!」って写真ですね。
サイクルコンピューターとも言いまして、シャー満太郎が付けていたのはキャットアイというメーカーの距離メーターでした。
現在のスピード、MAXスピード、総走行距離など計れます。
あと時計機能もついてるので、たいがい時計表示にしてました。
チラッと下見れば時間がわかるので便利です。
あとは下り坂でメーターを見て
「おお、今までで一番早いスピードだぜ! うほーい!」
とか歓喜したり。
1日の終わりには、本日の移動距離を日記に記録して
(おお! 今までで一番長い距離走ったな、ウフフ)
なんて思いながらテント中でひとり気持ち悪く微笑んでました。
それに、やっぱり旅の総走行距離って知りたいですよね。
ちなみにシャー満太郎の総走行距離は4220キロで、日本縦断(北海道・宗谷岬~鹿児島・佐多岬)の距離が約3000キロなので、ずいぶんと走ったもんだなぁと感心しました。
そんな旅の記録のために距離メーターおすすめです。
バックミラー
ハンドルの右側にバックミラーも付けてました。
これは安全のために付けたほうがいいですね。
道路の端を走っている分には問題ないですが、路駐の車をよけるときなど、ちょっと道路のセンター側に入るとき、後方の車が来ていないか確認が必要です。
シャー満太郎は旅の途中から付けましたが、それまで首を曲げて後方を確認してました。
これがかなり首をグリっと回さなくてはならず、結構な運動なんです。
しかも首を回しているときは前方が見れないので危険なんですね。
このバックミラーを付けてからは首を動かす運動がなくなったので、だいぶ楽になりました。
それとまだミラーが無かったとき、トンネルを走行中に後ろからものすごい音の車が迫ってくるので、戦車でも来るのかとブルブル震えていたら軽自動車でした。
音が反響してもの凄い音のなってたんです。
そんな心配もミラーがあれば解決ですね。
ロードタイヤ
このシャー満太郎、自慢じゃないですが自転車に関してはズブズブの素人なもんで、旅の当初はオフロードタイプの表面デコボコタイヤで走ってたんですよ。
そうしたら旅の途中で元自転車乗りの人に
「そのオフロードタイヤじゃ、路面との抵抗が大きくなって疲れちゃうよ」
って教えていただきまして、そりゃそうだってことで自転車屋に駆け込みロードタイヤに変更しました。
ロードタイヤにしたら、自転車の走りが雲泥の差です!
今まではズルズルとナメクジのように走ってたのに対し、交換後は水の上を走るアメンボです。
例えがあまりにも下手ですが、要はスーっと走るんですね。
惰性で走る距離も長くなりました。
もしタイヤがオフロードタイプなら、旅の前にロードタイヤに交換ですね。
パンク防テープ
これはかなり役に立ちました。
要はタイヤの裏に鉄よりも強いと言われる繊維「ケプラー」をぐるっと張り付け、タイヤ内側にあるチューブを保護するんですね。
旅の間ずっと張ってたんですが、なんと3ヶ月の旅中にパンク無しです!
これには驚きですね。
自転車旅ではパンクというアクシデントは宿命のようなものだと思っていたのですが、まさかのノーパンクです。
なのでパンクの直し方分かりません(笑)。
長期の旅には絶対的にオススメです!
ケツが痛くならないサドル
チャリダーの悩みのひとつにケツの痛みがあります。
上半身の体重を全てひとつのケツで支え、なおかつ足を交互に動かすので、こすれと押される動きを繰り返し与えられ、一番酷使する部分ではないでしょか。
そのケツのダメージを少しでも和らげるため、サドルをゲル入りタイプに変えました。
またこのゲル入りサドルはVの形になっていて、交互に代わるがわるケツかかる加重に合わせ、上下に動くようになってます。
このサドルでケツのダメージは緩和されたのですが、それでも旅の序盤は痛くてずっと中腰で走る日々が何日か続きました。
しかし、1週間もするとケツが強化されたのかその痛みも無くなり、旅を続けることができました。
旅で会った元自転車乗りの人は、革のサドルが一番だと言ってました。
最初はもの凄く痛いですが、乗るにつれ自分のケツの形になり、痛くなくってもう手放せなくなるとのことです。
まあ、たぶん最初は何でも痛いのです。
ケツが強化されるまでガマンですね。
ライトとベル
今回の自転車旅では夜暗くなるまで走ることが多々ありました。
そんなときのためにライトが必要ですね。
それに夜ライトを点けないで走ると、無灯火で警察に捕まります。
そしてライトは夜道を照らすためだけでなく、自分の存在を回りに知らせる役目があるんですね。
なので後輪にも後ろ向きに赤い点滅ライトを付けてました。
後ろから来る車に知らせるためですね。
ライトは前後に付けましょう。
そしてベルは前にいる歩行者に自分の存在を知らせ、道を譲ってもらうためです。
が、まったく使いませんでした!
だって道を譲ってもらうのにベルをチリンチリン鳴らすって、どうも失礼な感じがするんです・・・。
なのでシャー満太郎は
「す、すんませーん!」
と勇気を振り絞り声をかけて、通してもらったら
「あ、ありがとござまーす!」
とお礼のあいさつをして通ってました。
やっぱり声をかけたほうが、お互い気持ちいいですよね。
じゃあ、ベルいらないじゃんって話ですが、ベルはですね・・・自転車を乗りながら奏でる楽器なんですね!
チリンチリン、チリンチリン鳴らしながら歌を歌い、ひとりの寂しさを紛らわす大事なお友達なんです!
はい、話が変な方向になってきたので「自転車装備編」ここまでです。
ご参考になりましたでしょうか?
次は第2話「キャンプ道具編」です。
それでは、次回もお楽しみに。
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