こんつは! シャー満太郎です。
さて、このシャー満太郎、十数年前になりますが、北海道を自転車で3ヶ月間旅したことがあります。
そんなシャー満太郎が旅の出発前にこんな準備をしたらいいよっていうお話をしますね。
今回は旅で使う衣類と小物です。
ちなみに前回、前々回はこちらです↓
衣類、タオル
衣類はだいたい5日分持って行きました。
Tシャツにパンツ、短パン、そして靴下です。
それら着ているのを含めて5セットですね。
5日分と言っても、1セット3日とか平気で着ちゃいますから3日X5セットで15日は持ちますね。
15日もあれば少しは大きな町に着いてのコインランドリーを見つけたり、ライダーハウスに泊まって洗濯したりできるので安心です。
かく言うシャー満太郎、最高で1週間同じ服を着てましたね。
そんな話は下の記事に書いてますので、ご参考まで。
なんの参考になるんじゃい! って話ですが、次はタオルです。
タオルはフェイスタオルを5枚持って行きました。
バスタオルは持って行きません。
じゃあ、風呂に入ったときどうすんだって話ですよね。
まず風呂に行ったとき、いままで汗やら口やらをぬぐったタオルを風呂場でも使います。
そのタオルにボディーソープで泡立て、体を洗うんですね。
そうすると体を洗っていると同時に、タオルも洗っていることになるんですね、実は。
体をゴシゴシ洗えば洗うほどタオルもキレイになります。
で、お風呂から上がるとき、そのタオルをこれでもかってぐらい絞り、体を拭います。
なので、バスタオルは要りませんね。
でも着替えたあと、流石にこのタオルをまた使う気にはなれないので、新しいタオルを使いますけどね。
洗濯に関しては、キャンプ場でも何回かしました。
借りたかなんかしたバケツに、汚れた衣類を入れて洗剤かけゴシゴシ手で洗い、すすぎをしっかりして、ギュッと絞ればOK。
あとはその衣類をテントの上のポールに洗濯ばさみで挟み干してました。
キャンプ場に連泊するときなどよくやってましたね、暇ですから。
なので洗剤と洗濯ばさみも必要ですね。
洗剤は箱の洗剤よりも、袋に小分けされた洗剤が使いやすいす。
ちなみに衣類とタオルを入れる袋はアウトドアショップでよく売っているナイロン製の巾着袋に入れてました。
少し大きめの色違いの袋を2つ用意して、ひとつは未使用の衣類、もうひとつは仕様済みの衣類と分けて使ってました。
この衣類の入った巾着袋は枕になったり、座布団にもなるので重宝しましたよ。
携帯
携帯は財布の次に大事なツールでした。
今の時代は財布のより大事かもしれませんね。
しかし、今と違って携帯でやることと言えば電話とメールぐらいでしたね。
写真もカメラで撮るというのが普通でした。
実際に使っていた携帯がこちらです↓
うわー超懐かしいですね! もう博物館級じゃないでしょうか。
まだ折り畳めない時代のガラケーで、アンテナをピッて出して使うタイプです。
できる男はアンテナを歯で噛んでピッて伸ばしたりして。
別にアンテナ伸ばさなくても使えたんですがね。
しかし、よくこんなちっこい画面で、せっせとメール打ってたもんです。
でもこんなちっぽけな携帯でも、唯一日本全国に散らばった旅仲間とつながるツールでしたから、財布の次に大事な物でしたね。
そして旅先で知り合った仲間とまずやるのがメールアドレスの交換です。
焚き火を囲いながら各々持ってきたメモ帳を回しっこして、メールアドレスを書き入れていきます。
そしてメールアドレスの下に
「旅の話、最高に面白かったです!」
とか
「ねぶた祭りでまた会おうぜ!」
とか、メッセージをちょこっと書くのが通例で、シャー満太郎のアドレス帳にも旅先で出会った仲間のメッセージが残ってます。
このアドレス帳は大事な宝物になりました。
カメラ
今はデジタルの時代で、しかも写真はスマホで撮るのが主流ですよね。
しかし、シャー満太郎が旅した時代はまだフィルムが主流でしたから、カメラで写真を撮ってました。
持って行ったカメラはAPSという今までのフィルムよりひと回り小さくなったフィルムを使い、当時としては最先端のコンパクトなカメラでしたね。
「写ルンです」なんていう使い捨てカメラで撮っている人も多かったですね。
フィルムカメラなので1枚1枚気合を入れ「ちぇすとー! バシリ!」って感じで撮ってました。
今はカメラを持たずスマホで撮影ですよね。
そのほうがSNSなどにアップしやすいですからね。
バリバリ撮っていっぱい思い出を残しましょう。
地図
地図は当時、携帯と同じぐらい重要な物でした。
場所を確認するのはもちろん、これまでに走った道、泊まって宿、ご当地グルメを食べた店などの記録も書き入れてました。
シャー満太郎が使っていた地図は昭文社の「ツーリングマップル」という本ですね。
もう、バイクで旅する人は御用達の本ですね。
地図上に観光スポットが数多く載っていて、爽快な道や絶景の道など、ライダー向けの地図本ならではの情報がギッシリ詰まってますね。
その地図本の中でもシャー満太郎が一番好きなのが、ご当地グルメが載っているカタログページです!
お昼ご飯中や寝る前にこのページを見てウットリしてました。
自転車旅の最大の楽しみは飯なんです! みなさん!
このシャー満太郎、根室のご当地グルメ「エスカップ」を食べるため、観光地には目もくれずエスカロップ、エスカロップと言いながらひたすら走ったあの夏、夕焼け空すらデミグラスソースに見えました。
だってバターライスにオンザ・カツ、さらにオンザ・デミグラスっていうボリュームですからね! 食べたくもなりますよ!
そんな話はさておいて、ライダーに限らず、北海道を旅する人はほぼこのツーリングマップルを持っていたので
「〇月〇日、和琴半島のキャンプに集合! ツーリングマップル49ページD6ね」
なんてこの地図本ありきでメールを出し合ってました。
今の時代はどうなんでしようか?
やっぱり地図を持たないで、Googleマップなんですかね。
メモ帳
旅の記録を残すため、メモ帳を3冊持ってました。
まず日記帳ですね。
あったこと思ったことを包み隠さず書いてましたね。
書くことで、自分が感じたことがまとまって再確認できます。
今、日記を見て思うことは、旅先で仲間と遊んだときの日記はテンション高めで長文でした。
やっぱり旅では人との出会いが一番たのしかったんですね。
次に家計簿です。
1日おきに何を買ったか細かく書いてます。
一番多く買ったのが、ご当地飲料「カツゲン」。
前にも書きましたが、シャー満太郎のエナジードリンクで毎日飲んでました。
ある日など1リットルパック買ってました。
紙パックなので封を開けると持ち運びは出来ません。
なおでその場で1リットルをがぶがぶ飲み干したんだと思われます。
どんな胃袋だったんでしょうか。
この家計簿は物を買うたびに書き入れでいき、1日の食費1000円を目標にしていたので、今日はあと幾ら使えるなと目安にしてました。
ダイアリー手帳
シャー満太郎の使っていた手帳は、1つのページが1週間分のダイアリーになっていて、その日の枠に今日泊まった場所と施設、今日走った距離、そして総走行距離を書き入れてました。
もちろん、仲間との待ち合わせや祭りなどの予定も書き入れます。
それとダイアリーの冊子とは別にメモの冊子がありまして、ここに旅で出会った人のメールアドレスを書いてもらってました。
ジップロックとゴミ袋
これは旅の必需品ですね。
濡れてはいけないものを入れるのに大変重宝します。
ジップロックは財布に携帯、メモ帳などの濡れてはいけない貴重品、それとシャンプーや調味料など漏れるおそれのあるものを収納しました。
ゴミ袋も防水対策です。
後輪にパッキングするバックは防水でしたが、サイドバックは防水ではないので濡れては困る未使用の衣類をゴミ袋に入れて保護してました。
あと仕様済みの衣類、タオルも濡れていたり匂いもするのでゴミ袋に入れ、さらにナイロン製の巾着袋に入れてました。
ビーチサンダル
これは意外と盲点で忘れちゃうんですよね。
キャンプをする際、テントから出たり入ったりって結構頻繁にするんです。
トイレに行ったりとか、水汲みに行ったりとか。
そんな時、いちいちクツ履いたり脱いだり って面倒ですね。
なのでシャー満太郎はビーチサンダルを持ってました。
これでテントからの出入りが楽になります。
それと、クツよりもビーチサンダルのほうが足の指が解放されて非常に楽です。
俺はキャンプから自転車漕いでるときまで、ずーっとビーチサンダルだ! っていうビーチサンダル依存症の自転車乗りもいましたね。
ラジオ
まだスマホが無かった時代なので、ラジオが最大のエンターテイメントでした。
この北海道の旅に限らず、ソロでキャンプをするときはラジオが友達です。
正直言いますとこのシャー満太郎、ソロキャンプの夜が怖いのです!
シーンと静まりかえった森の中、真っ暗な闇の中に一人で居ると、後ろから熊やらオオカミやらゾンビやらが襲って来るのではないかとビクビクします。
ちょっとでも音がすると逃げ出したくなります。
そんなシャー満太郎をラジオが助けてくれますね。
ラジオから聞こえるお気楽な会話や、ムーディーな音楽が心を和ませてくれますね。
この旅ではケミストリーの「Point of No Return」がよくラジオから流れてました。
今でもこの曲を聞くと、この旅のことを思い出します。
ラジオはそんな思いでの箱を開ける鍵を作ってくれますね。
最後はオセンチな気分になってしまいましたが、衣類と小物はこんなところです。
あ、それとやっぱ一番気になるのが「お金」ですね。
いくら旅でお金が必要なのか気になるところです。
シャー満太郎が旅で使ったお金は、だいたい3ヶ月で40万ぐらいです。
「だいたい」というのは、ちゃんと家計簿をつけてなかったからですね。
偉そうに「細かく書いてました」なんて書きましたが、旅の終わりのごろから面倒で書いてませんでした。すいません。
旅で使ったお金は40万は結構贅沢に使ったほうだと思いますね。
疲れてよくコンビニ弁当とか買っていたし、帰りはフェリーを使ったりしましたから。
でもお金はそれほどシビアに考えなくてもいいと思いますよ。
北海道ではキャンプ場やライダーハウスで日雇いのアルバイトを募集していたりして
「金なくなったら働けばいいや~、そんでそこが気に入ったら住んじゃえばいいか~、あははは」
ぐらい気楽に旅が出来ます。
以上、自転車旅の準備完結ですが、これはあくまでもシャー満太郎の場合です。
道具は旅をするその人の個性で、どんどん変化していきます。
実際、旅で出会った人の中にはジンギスカン鍋を持っている人や、焚き火台を持っている人など千差万別でした。
旅も道具も、自分色に染めてくださいね。
はい! カッコいいフレーズが出たところで、おしまい。
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