こんつは! シャー満太郎です。
皆さん台湾に行ったことありますか?
東京から2時間半ほどの距離で、国内旅行みたいに気軽に行ける人気の観光地ですね。
料理やスイーツも美味しくて、よくテレビや雑誌などでも紹介されてます。
さてこのシャー満太郎、そんな台湾に4泊5日でひとり人旅をしたことがあります。
そして旅の間、数々のおもしろい出来事があったんですね。
今回はそのおもしろエピソードをご紹介いたします。
横断歩道が渡れない
台湾に来て最初にびっくりしたのは、スクーターの多さですね。
台北市街の大きな交差点など、信号待ちのスクーターがスタートを待つマラソン大会のランナー並みに待ち構えてます。
その写真がこちらです↓
もう信号待ちのスクター集団が停止線を超えて、さらに横断歩道も超えて、交差する車道に出ちゃう勢いです。
この写真は朝のラッシュ時なんですが、日中も多くのスクーターがブンブカブンブカ走ってます。
このスクーターがかなり乱暴な運転で、4泊5日の旅の間にスクーター同士の事故を2回も目撃しました。
しかもこのスクーター、信号ない横断歩道を渡ろうとする歩行者がいても、まったく止まらないのです。
シャー満太郎はこの当時、NHKで放送していた「世界ふれあい街歩き」にあこがれていまして、台北の町をぶらぶらとふれあいを求め歩いていたんですね。
そして信号のない、大通りの結構長い横断歩道を渡ろうとしたんです。
しかし、車道にはひっきりなしにブンブカブンブカとスクーターが走ってまして、シャー満太郎は横断歩道の前で渡るタイミングを見計らっていたんですが、スクーターはブンブカブンブカとひっきりなしに来るんです。
そして、スクーターは1台も止まりません。
渡ろうとしているシャー満太郎なんか見向きもせず、ブビーっと走り抜けます。
どうしようかとオロオロしていると、横断歩道の対岸にひとりオバチャンが居て「こっちに来い」というように手を大きく振っています。
シャー満太郎が「ええ! で、でもスクーターが」というようなジェスチャーをすると、そのオバチャンは「いいから来い!」と先ほどよりも力強く手をブンブン振っています。
しかたなく覚悟を決め、恐る恐る横断歩道を渡り始めました。
するとどうでしょう、スクーターが横断歩道を歩くシャー満太郎をスルリスルリとよけて走り去るじゃないですか。
スクーターは速度そのままに、シャー満太郎とぶつかる直前でグリっとよけて走り去るのです。
その後も何台ものスクーターが、横断歩道を歩くシャー満太郎の前や後ろを通り抜け、無事に横断歩道を渡り切りました。
このシャー満太郎、横断歩道に人が渡っていたら車はもちろん、スクーターも止まるもんだと思っていたんですよね。
しかし、1台も止まりませんでした。
渡りきったシャー満太郎がオバチャンにお礼を言うと、オバチャンが「良くできた」と肩を叩いてくれました。
まあ、おかげでこのオバチャンと「世界ふれあい町歩き」的なことができましたね。
この渡り方が正解か分かりませんが、皆さんが台湾に行ったときは、出来るだけ信号のある横断歩道を渡りましょう。
夏服
この台湾旅行に行った時期は、4月の下旬でした。
4月下旬といっても、台湾は沖縄よりも南ですからとても暑いんです。
日本の真夏並みに暑いですね。
なので旅行中は常に、半袖に短パンスタイルです。
それで曇りの日があったんですが、やっぱり暑いんですね。
なのでシャー満太郎は、いつもの半袖に短パンスタイルでホテルを出発し、台北市内を走るMRT(都市鉄道)に乗ったんです。
すると車内にいる乗客のほとんどがマフラーやらコートなんて着てる冬仕様。
中にはモコモコのダウンジャケットを着てる人もいます。
車内に入ったシャー満太郎は、その光景を見て「え?!」って顔をしたんですが、車内にいる乗客もシャー満太郎のスタイルを見て「え?!」って顔をしていました。
台湾の人から見たら「こんな寒い日に半袖に短パンって・・・どんだけわんぱくやねん!」って感じですね。
日本人と台湾人の肌感覚はちょっと違うのかもしれません。
それか単に、シャー満太郎が暑がりなだけかもしれませんね。
歩道のテラス席
このシャー満太郎、お気に入りのシーフードレストランがありまして、そのレストランはお店の前の歩道にも食事ができるテラス席があるんですね。
それでお店の人が、そのテラス席にシャー満太郎を案内してくれたんです。
ワクワクしますよね、歩道のテラス席で食事するなんて。
いかにもアジアって感じですもんね。
でも、でもですね、ほかのテラス席がいっぱいだったのか、案内された席が横断歩道の目の前なんです。
それで、横断歩道を渡ろうとする人が1人や2人ならいいのですが、結構人通りが多い場所なので、信号が赤になると待っている人が10人ぐらいになっちゃうんですね。
そうするとですね、飯を食うシャー満太郎とテーブルを挟むようにして、目の前に横断歩道を渡る集団がいるわけです。
図で説明すると、こんな感じです↓
もう、その集団にチラリチラリ見られまくりですよ!
中にはエビのピリ辛炒めなんかをモシャモシャ食うシャー満太郎を見て、ニコッと笑い親指をグッと立て「うまそうだね!」ってイイねポーズしてくれる人もいます。
もうしょうがないので、注文した料理をモシャモシャ食べていたんですが、いきなりシャー満太郎のテラス席のイスにドスンっとオバチャンが座りました。
うわっとシャー満太郎が驚いていると、オバチャンが化粧直しを始めたんですね。
驚きの表情でシャー満太郎がその様子を見ていると、オバチャンが「気にしなで」みたいなことを言って化粧を続けます。
そして信号が青になると、何事もなかっかのようにさっと席を立ち、横断歩道を渡って行きました。
オバチャンが立ち去り、フーッと一息ついていたんですが、今度は若い女の子がドスンと座りました。
うおっと驚くシャー満太郎なぞ見向きもせず、近くにいる彼氏を見上げラブラブモードで語り合ってます。
そして信号が青になると、席を立って横断歩道を渡って行きました。
今度はシャー満太郎が食事するテーブルのすぐ脇に、3台ほどの車が止まりまして、男女数人が車からワラワラと出てきました。
しかし荷物を下ろしたり、車から出てこない人がいたりとマゴマゴしていて、先に降りていた女性が2人が、シャー満太郎のテラス席にドスンと座わります。
そして女性ふたりは空芯菜のニンニク炒めをモシャモシャ食べるシャー満太郎なんか見向きもせず、携帯をポチポチいじってます。
もう、好きにしてくれって感じでヤケ食いですよ!
皆さんもテーブルの位置には十分注意してくださいね。
名前を見て笑われる
台湾の名産品と言えば烏龍茶ですね。
シャー満太郎も烏龍茶の専門店に行って、烏龍茶を買いました。
買うときクレジットカードで支払いしたんですね。
それでレシートにサインしてくれって言われたんで、名前を書いたんです。
そうしたら店員の女性が「ぶぁはははは!」と笑いだしまして。
「え、なになに?」とシャー満太郎が不思議がっていると、その店員さんがシャー満太郎が書いた名前を指差し「ぶぁはははは! あ~腹いて」っと笑ってます。
ええ! そんなにおかしいのか、俺の名前!
その店員さん、今度は奥で作業している店員さんを呼び、ふたりでシャー満太郎の名前を見て大爆笑です。
シャー満太郎の本名は、日本でごくごく一般的な名前で、なんの特長ないノッペリとした名前なんですが、台湾人のツボにはハマったみたいですね。
人の名前を見て大爆笑って失礼この上ない話ですが、このシャー満太郎、笑われるのが大好きなコメディアン体質なので、ちょっと嬉しかった春の昼下がりでした。
日本人だとすぐばれる
台湾旅行中、買い物とかすると日本語を話したわけでもないのに「いっらっしゃいませ~」と店員さんに日本語で挨拶されることが多いんです。
観光地のお土産屋さんやコンビニなど、かなりの確率で日本語で挨拶をされます。
西門町という若者でにぎわう繁華街でも「日本の方ですよね? わたし日本語勉強中です、光るボールペン買わないですか?」と話しかけられました。
「見た目は台湾の人と変わらないのに、なぜだろう」と不思議だったので、日本語が堪能でフレンドリーなタクシー運転手に出会ったとき、そのことを聞いてみると
「ぶぁはははは、見たまま日本人ね、あなた、ぶぁはははは! あ~腹いて」
と、大爆発されました。
台湾人と日本人って、すぐわかるような外観の違いってあるのでしょうか?
シャー満太郎は同じだと思うんですけどね。
それとも、表情とか所作で日本人とわかるのでしょうか?
まったく不思議です。
ながらタクシー
台湾のタクシーは初乗り100円ぐらいで、とてもリーズナブルです。
なので旅行中はひんぱんに利用しました。
そしてそのタクシーの運転手さんなんですが、ほとんどは真面目な運転手さんなんですが、たまに不真面目な運転手さんもいんるですね。
その不真面目な運転手さんの中でも、シャー満太郎が出会った最強の不真面目な運転手さんが、テレビを見みながら運転する運転手さんです。
それは泊まっているホテルから、たくさんの屋台が出店して毎晩がお祭り騒ぎの台湾名物「夜市」に行くためタクシーに乗ったんですね。
それで目的地を告げるとタクシーは普通に発進したんですが、すぐに運転手さんの目線がナビゲーションに向いたんです。
それでよく見るとそのナビゲーション、道案内の地図じゃなくてテレビドラマが映ってたんですね。
「んん」と状況が把握できないシャー満太郎。
そんなシャー満太郎を尻目に、運転手さんはドラマに釘付けです。
しかしタクシーは元気よく前進を続けます。
おいおい!って思いますよね、普通。
日本なら即、運転手さんと話合い&タクシー会社に電話です。
でも言葉は通じないし、ことなかれ主義のシャー満太郎なので、しばらく様子を見ることにしました。
しかしタクシーは器用に道を曲がり、赤信号ではしっかり止まるんですね。
じゃあどうやって運転しているかというと、ドラマを見ながらたまにチラッと進行方向を見るんですね。
そんでまたドラマを見ます。
テレビと進行方向を見る割合は、テレビ5に対し前方のチラ見1ですね。
5秒テレビ見て、前方を1秒チラ見です。
信号待ちはもう、テレビに食らいついて見てますね。
それで信号が青になっても動かないもんだから、後ろの車にクラクション鳴らされちゃってやっと発進します。
もう、お客様であるはずのシャー満太郎が、何かあったら「ストーップ!」と言おうと、後部座席から身を乗り出して運転手さんの代わりに前方の安全確認をしていた始末です。
そんな気持ちを運転手さんは知ってか知らずかテレビを指差し「イッツ、ナイスドラマ」なんてのんきに話てきます。
シャー満太郎は「お、おう、ナイス、ナイス」なんてひきつった愛想笑いを浮かべつつ、ガッツリ前方の安全確認です。
タクシーは無事に目的地に到着したんですが、心労でグッタリ!
こっちがお金もらいたいぐらいでしたね!
まとめ
台湾旅行のおもしろエピソード、いかがだったでしょうか?
「ちょろっと行って、美味しいもん食って帰えろ」なんて気軽に行った台湾旅行ですが、予期せぬ出来事にいろいろと出会いましたね。
実に思い出多き旅になりました。
まさに予期せぬ出来事こそ、旅の醍醐味! だとシャー満太郎は思うんです。
そしてその醍醐味を味わいたく、また旅に出ちゃうんですね。
皆さんも海外に飛び出し、その醍醐味を味わっみてはどうでしょうか。
それでは今回はこれにて、おしまい。
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