こんつは! シャー満太郎です。
さて、このシャー満太郎、数年前にタイの女性と結婚しました。
ちなみに上の写真が嫁っ子です。
その結婚生活で、日本とは違ったタイの文化や考え方、習慣を嫁っ子から学びましたのでご紹介しますね。
今回は食事編その1です。
それではどうぞ!
激辛料理
タイと言えば激辛料理ですよね。
この激辛料理、タイの東北地方が発祥で、うちの嫁っ子はズバリ東北地方のシーサーケート出身なので、作るタイ料理はほぼ辛いです(汗)。
どれぐらい辛いかと言うと、新婚生活のある日、嫁っ子が料理してたんですね。
ソムタムという青パパイアのサラダです。
タイのすり鉢「クロックヒン」に千切りにした青パパイアやら調味料なんかを入れ、棒でトントン叩いて作ります。
それでシャー満太郎が後ろから「なに作ってんだ~い」なんて甘い声出してのぞきこんだんですね。
そしたら一瞬にして目と鼻を辛味成分にやられちゃいました(笑)。
その辛さと言ったら「ぐおっほっほ、ぐおっほご~!」と鼻水垂らして、のたうち回るほどの辛さです。
そんな料理を嫁っ子は「あーサッパリ!」なんて、梅とジャコのさっぱりサラダでも食べたかのような感想を言いつつ、モリモリ食べます。
ちなみにシャー満太郎は、辛さのスタンダードがバーモントカレー中辛なので、そんな激辛料理は食べられません!
いつもはシャー満太郎に付き合い、ハンバーグみたいな日本の正しい家庭料理を作って食べている嫁っ子ですが、たまに激辛の禁断症状が出るらしく「あーもう限界!」とひとりトントンと激辛ソムタムを作っては食べています。
激辛には生野菜
先ほどの話の続きになりますが、辛い料理を食べたとき、口の中をクールダウンさせるために皆さんは何をしますか?
普通は冷えた水飲んだり氷を含んだり、牛乳飲んだりしますよね。
でも、タイの人は生野菜を食べるんですね。
「あ~辛い!」なんて言いながら、キャベツなんかをバリバリ食べます。
食べる野菜はキャベツなどの葉野菜で、チンゲン菜なんかも生で食べちゃいますね。
辛いタイ料理の日は、葉野菜を居酒屋のお通しみたいに山盛りにして用意します。
嫁っ子に辛いときなんで生野菜なの? と聞くと野菜は甘くて水分もあるからだそうです。
ちなみに嫁っ子のお母さんが日本に来たときキャベツを食べて、その旨さに感動していました。
タイのキャベツに比べとても甘いらしく、毎晩食べてました。
お刺身はもちろん、ほとんどの日本料理が苦手なお母さんでしたが、キャベツだけ毎食バリバリ食べてましたね。
食事はフォークとスプーン
このシャー満太郎、タイも同じアジアなので、てっきり食事はお箸で食べるもんだと思ってたんですよ。
しかし、タイの人はフォークとスプーン使うんですね。
フォークとスプーンを左右の手に持ち、フォークは料理を刺し、スプーンはご飯や汁物をすくったり、おかずを切ったりして使います。
シャー満太郎もタイに居るときは、フォークとスプーンを使って食事をしますが、これが意外と使いやすいですよ。
タイでは平たいお皿をよく使うんですが、お皿に残った少量のご飯や料理ってフォークじゃ取りにくいじゃないですか。
しかしフォークとスプーンだと、フォークを使って料理を集め、スプーンに乗せることができるんですね。
それに料理を取るとき、スプーンとフォークを使うと、お箸よりも取りやすいです。
ボールに盛られたサラダを取る時に、スプーンとフォークを使うと取りやすいのと一緒ですね。
じゃあお箸は使わないのかというと、ラーメンなどの麺類はお箸ですね。
日本人がスパゲッティを食べるとき、フォークを使うのと一緒です。
皆さんも一度フォークとスプーンでご飯を食べてみて下さい。
結構、使いやすいですよ!
ビールに氷を入れる
最初にタイに行った時の話なんですが、レストランでビールを注文したんですね。
そうしたら店員さんがビールと一緒に氷がたくさん入った容器を持って来たんです。
あれ、水割りなんて注文してないよって思っていたら、コップにその氷を入れてビールを注いたんですね。
ええ! ちょっと待たれい! と思いましたね。
だって日本だと絶対に氷なんて入れないですからね。
薄くなるじゃん! って思いますよね。
濃い味のビールが好きな日本人は、味が薄くなるの嫌いますからね。
しかし考えてみたら、ビール意外の冷たい飲み物ってほぼ氷入ってます。
コカコーラだってアイスコーヒーだって入っているし、お酒で言えば酎ハイだってハイボールも入ってます。
なんでビールだけが例外なんでしょうか?
考えてみたら不思議ですね。
それにタイのレストランはオープンデッキで食事することが多く、氷が入ってないとビールがすぐにぬるくなるんですね。
そういうのを考慮して、ビールに氷を入れる文化が発達したんだと思いますね。
実はパクチーをあまり食べない
パクチーと言えば、タイを始め東南アジアでよく使われる野菜ですね。
数年前、日本でもパクチーブームが到来しました。
パクチーサラダからパクチーラーメン、パクチー丼にパクチーカレーと、パクチーを使った料理がたくさん生まれました。
そしてある日、そんなパクチー料理をテレビの番組が紹介していたんですね。
どれもこれもモリモリ山盛りのパクチーです。
それを見ていた嫁っ子が
「日本人はおかしい!」
と憤慨し始めたんです。
なになに? と話を聞くと
「タイ料理ではちょこっとですよ、パクチー使うのちょこーとです! こんなたくさん、タイ人だって食べません! 日本人おかしい!」
よく聞くと、パクチーはバジルとかタイム、セージやパセリと言ったバジルの一種ですから、料理の香り付けとして少し使う程度なんですね。
じゃあなんで日本ではパクチーをモリモリ山盛りにしてしまってのか?
ここで、シャー満太郎が仮説を立ててみました。
パクチーって独特の香りがして、嫌いな人も多いじゃないですか。
そんでですね「俺、パクチー食えるから、てか好きだから」なんて言うと「おお、すごいなオマエ! オマエすごいな!」なんて周りから称賛される風潮があってですね。
そんでパクチーが食えるもの同士「オレなんてこーんなに食えるもんね」「へっ、オレなんてこーんなに、こーんなに食えるもんね」なんて争っているうちに、パクチーがどんどゆ山盛りになってしまったと思いますね。
負けず嫌いな日本人の気質が「パクチーモリモリニッポン」を産み出したんです。
さて、かくいうシャー満太郎はどうなんだいって話ですが、嫁っ子がタイ人ってのもありまして
「ああパクチー? まあ普通に食うし、普通に好きだよ」
なんて涼しい顔して周りに公言してますが、実は苦手なんですね、ここだけの話ですが。
口の中でモワァッとする感じがなんとも・・・。
まあ、シャー満太郎も負けず嫌いな日本人ってことですね。
まとめ
食事編その1、いかかだったでしょうか?
シャー満太郎は旅行がすきなので、タイについても色々と調べましたが、知らないことがたくさんありましたね。
知らないことを知ることは、人生の新し扉を開いたような喜びがありますね。
それでは「食事編その2」に続きます、お楽しみに~。