シャー満太郎のブログ

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船釣りでアジを釣る男の一日って話 第2話 【出航~帰港】

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こんつは! シャー満太郎です。
 
さて、前回に引き続き「アジを釣る男」の話です。
 
ちなみに前回の話はこちら↓
さて、意気揚々と出航したシャー満太郎、はたしてアジは釣れるのでしょうか?
 
それではどうぞ!
 
 

出航→アジ釣り

 
船がババババと爆音を立て沖に進みます。
 
目の前に広がる海は、朝日に照らされキラキラと光り、その先には雲一つない青空が広がります。
 
実に気持ちのいい眺めですね。
 
顔に容赦なく当たる潮風も気持ちいい!
 
「ああ、おれエンジョイしてるな」と、思える瞬間です。
 
そんな景色を眺めていると、船がスピードを下げ始めます。
 
そろそろ釣りの始まりですね!
 
釣れるか釣れないか、胸がワクワクしますね。
 
 

アジ釣りスタート!

 
船がスピードを下げ、クネクネと蛇行しポイントを探します。
 
シャー満太郎はこのタイミングで、釣り針の付いたハリス(透明な糸)を釣り竿に付けますね。
 
出航前に付けておくと、船の移動中にハリスが風にもまれグチャグチャになっちゃうんですね。
 
なので、スピードが下がった時点で付けるようにしています。
 
そして針にエサを付け、ビシカゴにミンチを入れます。
 
船のヘリの穴に竿を置くロッドホルダーもセッティング。
 
そうこうしていると、船が止まり船長が
 
「それじゃあね、始めてください、底からだいたい2mぐらい、それじゃあ始めてください」
 
と、アナウンスがあります。
 
この船長のアナウンスで釣りの開始です。
 
船上の釣り人が一斉に海に仕掛け(ビシカゴやハリス、釣り針の一式)を海に投入します。
 
シャー満太郎もあたふたと投入。
 
早く海に仕掛けを入れたからといって、すぐに釣れるわけじゃないですが、焦っちゃいますね。
 
「釣りしたい気持ちが抑えられない!」って感じです。
 
海底に仕掛けが落ちるのを待ちます。
 
今回のアジ釣りは「ライトタックル」と言って、水深20mぐらいの比較的浅い場所のアジを釣ります。
 
仕掛けが着床したら竿を大きく上げ、仕掛けを手間に引きます。
 
潮の流れで仕掛けが流れちゃうんですね。
 
なので竿を上げ下げして、仕掛けを引き寄せます。
 
こんなイメージですね↓

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道糸を真っ直ぐ垂直にし、再び着床させます。
 
これをしないと、ほかの釣り客の釣り糸と絡まったりしますから、必ずしましょう。
 
さて、船長の「底から2m」というアナウンスがありました。
 
これは「底から2mの高さにアジがいますよ」ということなので、その高さにエサを上げます。
 
まずリールひと巻きで50cm上るので、2mだと4巻きですね。
 
グリグリと4巻き、リールのハンドルを回します。
 
回したら竿を2~3回ほど縦に振ります。
 
そうすると、ビシカゴに入ったミンチが海中に撒かれます。
 
さあ、アジがミンチの匂いに誘われ寄ってきますよ~!
 
そして、あともうひと仕事。
 
いま海中にはミンチが海中で、煙のような状態で漂っているんですが、エサの付いた針はビシカゴの下にプラプラ漂っているんですね。
 
このままの状態だと、ミンチにアジは寄りますが、エサの付いた針はシカトです。
 
「ミンチをパクパク食べるアジが、調子にのって針の付いたエサを食べちゃう」という作戦ですから、針をミンチの中に入れなくてはなりません。
 
なのでミンチより下にある針を上げるため、リールを巻きます。
 
針の付いているハリスは1.5m。
 
リールひと巻きが50㎝なので3巻きですが、潮の流れもあってハリスが斜めになっていると仮定して1m分の2巻きにします。
 
リールのハンドルを「いーち、にーい」と数えながら巻きます。
 
イメージはこんな感じです↓

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あとは、魚の反応を待ちます。
 
あードキドキしますね。
 
おっとその間に、釣れた魚を入れるクーラーボックスに海水を入れましょう。
 
ひとまず竿を竿置きに置きます。
 
まずはクーラーボックスに出航前にもらった氷を入れます。
 
続いてバケツで海水を汲みます。
 
バケツにはロープがついているんですね。
 
そのロープを持ち、バケツを海面にポトンと落とします。
 
バケツに海水を入れたら、そのロープをたぐり海水を船上に上げます。
 
その間も竿先をチェックです。
 
魚が釣れているかもしれませんからね。
 
そして氷の入ったクーラーボックスに海水を入れます。
 
さて、クーラーボックスに海水を入れたら竿を持ち、あとはひたすらアジを釣るのみです!
 
竿を振り再びミンチの煙を発生させます。
 
反応なしです。
 
リールを2回ほど巻いてタナを変えてみます。
 
竿を振りミンチの煙に針を入れます。
 
反応なしですね。
 
そろそろビシカゴのミンチがなくなるころですね。
 
リールを巻き仕掛けを回収、ビシカゴに素早くミンチを入れ、針につくエサの状態をチェックし再び投入します。
 
この回収から投入までの作業をできるだけ素早くします。
 
この作業は釣りおけるロスタイム、言わばカーレースにおけるピットインみたいなものなので、タイヤを交換する人なみの手際の良さでビシカゴにミンチを入れ、再投入します。
 
しかし焦ってはいけません。
 
よくあるミスが投入時に針とビシカゴが絡ませてしまうことです。
 
ビシカゴとハリスが横一直線になるよう、海面に落とします。
 
さて今回は海底より1mづつ探りを入れます。
 
まずは先ほどと同様、着床したら竿をたて、手前に仕掛けを引き道糸を真っ直ぐに。
 
再び着床したらリールを2回巻き1m仕掛けを上げます。
 
竿を縦にゆっくり振り、ミンチの煙を作り再び2回リールを巻き、針を煙の中に入れます。
 
反応ありません。
 
再びリールを2回巻きミンチの煙を作り、針を煙の中へ。
 
うーん反応なし。
 
まわりの釣り人も釣れてません。
 
そうこうしていると
 
「ちょっと反応ありませんね、移動します、竿を上げてください」
 
と船長のアナウンスが。
 
この場所は諦め、仕掛けをささっと回収します。
 
船が唸りを上げ、次のポイントに移動します。
 
(ああ、今日は釣れないかも・・・)
 
なんて弱気な気持ちがよぎりつつ、豆腐メンタリストのシャー満太郎は移動中に針のエサを交換します。
 
 

アジのビンビンに気持ちもビンビン!

 
さて、次のポイントに到着し、船長のアナウンスの合図で仕掛けを投入します。
 
期待と不安の中、仕掛けが着床するのを待ちます。
 
着床後、船長のタナ情報の高さにミンチの煙を作り、針を入れる一連の動作をしてアタリを待ちます。
 
すると
 
「さっそく良い型のアジが釣れましたね、お刺身サイズです」
 
と船長のアナウンスがあり、釣り人のひとりが釣れたようです。
 
「いいなあ~」と思った瞬間、シャー満太郎の竿にもビンビンと引く反応が!
 
これこれこれ~! これを待ってたのよ!
 
1週間前に釣りに行こうと決めたその時から、この、このビンビンを待っていたのよ!
 
あ~! マックス昇天!
 
しかし! いつまでもビンビンの余韻にひったっているわけにはいきません。
 
魚を引き上げなければ!
 
アジは口が弱いんですね、ちょっと乱暴に引き上げると針が外れてしまいます。
 
なので慎重にリールを巻きます。
 
慎重に巻きつつ、道糸のテンションは常に張るように。
 
巻く間も魚が泳ぎ、竿がさらにビンビンと引かれしなります。
 
気持ちもビンビン興奮しますが、その心を押さえつつ、慎重に巻きます。
 
すると水面にビシカゴが見えてきました。
 
ビシカゴの下にはビンビン泳ぐアジが!
 
さらに心もビンビン興奮しますが、その心をギュウギュウに押さえ慎重に。
 
さっきからビンビンうるせえ! って感じですが、ここで興奮して竿を一気に上げ、アジを海面から出してはいけません。
 
先ほど説明した通り、アジは口が弱いので針が口から外れやすいです。
 
アジがバラシ(魚から針が外れること)やすいのが海面から引き上げ時です。
 
アジがバタバタと暴れ、船の側面やヘリに当たったりして口から針が外れるんですね。
 
なので、一番慎重にならなくてはなりません。
 
まずは(落ち着けオレ、落ち着け)と念じ、竿を竿置きに一旦置き、深呼吸。
 
そして船から身を乗り出し、海面に伸びるハリスを持ち、グイっと引き上げます。
 
芋ほりの要領でグイっとですね。
 
そうすると、アジが船に当たらず回収できます。
 
そしてアジを上げた瞬間、喜びとともに安堵の気持ちが広がります。
 
「今日は坊主じゃない」と。
 
魚が釣れなかったことを「坊主」というんですね。
 
なんで坊主というかは知りませんが
 
お坊さん→生ものを食べない→生ものに縁がない→魚に縁がない→釣れなかった人
 
ということだと、シャー満太郎は思いますね。
 
そして、釣りにおいて「坊主」か「坊主じゃない」かは大変重要です。
 
釣り人にとって魚1匹でも釣れればハッピーなんですね。
 
要は勝者です。
 
もっと釣れれば超ハッピーで、もっともっと釣れればマックスギガントギャラクシーハッピー! なんですね。
 
しかし、釣れないと敗者です、ただの敗者です。
 
とぼとぼ家路に帰ることになりますね。
 
しかし、今回は釣れたので勝者確定ですね!
 
あとは超ハッピーか マックスギガントギャラクシーハッピーになるのみです。
 
栄光の人生が待っているわけなんですね。
 
そんなワクワクな人生を思い浮かべつつ、釣れたアジから針を外します。
 
青と白のツートンカラーでお口がキュっとしてカワイイお魚! もうキスしたいぐらい!
 
釣れた喜びで頭がおかしくなってきてますね。
 
 

アジは氷締め

 
さて、ここで豆知識を。
 
魚が釣れると「締める」という作業をします。
 
釣れたらすぐに昇天させる作業です。
 
この作業をすると魚の鮮度が保たれ、身もおいしくなるんですね。
 
魚の締め方は、首を折ったり、背骨を切ったり、骨髄にワイヤーをいれたりと色々な種類がありますが、一番簡単なのが氷水に魚を入れる「氷締め」ですね。
 
氷の入った海水に魚を入れ、凍死させる方法です。
 
たくさん釣れるアジはこの方法が一番ですね。
 
釣れたら海水と氷の入ったクーラーボックスに入れるだけですから簡単ですね。
 
 

アジフィーバー

 
さて、アジをクーラーボックスに入れたら再始動、ビシカゴにミンチを入れ、針にエサを取り付けます。
 
周りではドッカンドッカンとアジが釣れてます。
 
焦るなと言われても焦ります。
 
ハヒハヒ言いながら準備して、仕掛けを再度投入。
 
着床後、タナを合わせミンチの煙を撒く一連の動作。
 
するとグイグイと魚の反応が!
 
また、キターーー!!
 
これがアジ釣りの醍醐味です。
 
釣り仲間の間では「フィーバー」と呼んでますが、アジは群れで泳いでますからね、一旦釣れ始めると止まりません。
 
投入すればするだけ、アジが釣れるんですね。
 
シャー満太郎がアジを釣った最多の数は30匹ほどですが、釣れる人だと100匹近く釣れますね。
 
釣れ始めるとバッカバッカ釣れるのが、アジ釣りの楽しさなんですね。
 
もうヒイヒイ言いながら
 
仕掛け投入
着床
アタリのブルブル
ゆっくり巻き上げ
アジをゲット
ミンチとエサの交換
仕掛け投入
 
を繰り返します。
 
こうなるともう作業ですね。
 
しかし、周りから見るともくもくと作業を繰り返している感じですが、心の中はアタリのブルブルが来るたび「やったー! バンザーイ」と歓喜しています。
 
そして元来めんどくさがりのシャー満太郎ですからね、もうミンチとエサを交換するのがめんどうなんですね。
 
なんでたまにミンチとエサが無い状態で、仕掛けを投入しちゃうんですね。
 
だけど釣れちゃうんですね(笑)。
 
アジも相当な、あわてんぼうなんです。
 
 

船上のトイレ事情

 
船釣り未経験の人が気になるのが「船にトイレあるの?」ってことじゃないでしょうか。
 
もちろん、釣り船にはトイレがありますね。
 
たいがい船の前か後ろにあって、立って小をする小便器と個室の大便器があります。
 
個室のトイレもあるので、女性でも安心ですね。
 
場所が分からない場合は、船長に聞けば教えてくれます。
 
揺れる船の上で、立ってする小便器は多少テクニックがいります。
 
揺れに合わせて、腰をクネクネさせます。
 
大便器には体を支える持ち手のバーがありますから、しっかりと持ち、体を安定させ用を足します。
 
でもですね、用を足しているときに「たった今、爆釣状態になってるかも!」なんてことが頭をよぎり、毎回ソワソワと用を足しますね。
 
フィーバー状態のときはアタフタと便器に向かい、早く釣りに戻るため腹に力を入れ、絞り出すよう用を足し、バタバタと慌ただしく席に戻ります。
 
なので船釣りのトイレは「ソワソワ、アタフタ、バタバタ」の忙しい作業になりますね。
 
 

あんパンタイム

 
ハヒハヒと興奮ぎみに釣っていたシャー満太郎ですが、20匹ぐらい釣れるとさすがに疲れてきますね。
 
最初は立って釣っていたシャー満太郎ですが、疲れたので座りながらの横着釣りです。
 
歓喜していた気持ちも、落ち着いてきましたね。
 
落ち着いてくると、周りの景色が良く見えようになします。
 
静かに波打つ青い海に、黄色や緑、ピンク色などのカラフルな釣り船がプカプカと浮び、その先にはゆっくりと大きな貨物船が通り過ぎます。
 
そんな景色を眺め、まったりしていると、なぜかお腹が空くんですね。
 
ここで、あんぱんタイムです。
 
ヤマザキの「ミニつぶあんぱん」の封を開け、一つ頬張ります。
 
(やっぱり釣りにはあんパンだな! クリームパンもいいけどな!)
 
と、もぐもぐ海の景色と優しい甘さを堪能しつつ、釣りをエンジョイしいる満足感に浸ります。
 
すると、またしてもビンビンと竿を引く反応が!
 
まだまだ、のんびりしていられませんね。
 
 
 

帰港

 
アジの群れがいなくなったのか、アジがお腹いっぽいになったのか、釣れるレスポンスもポツリポツリとなりました。
 
そろそろお昼時、帰港する時間ですね。
 
「それじゃあですね、そろそろ戻ります、竿を上げてください」
 
と船長のアナウンスで、今日の釣りは終了です。
 
釣れたアジは25匹。
 
自己ベスト記録の30匹には届きませんでしたが、大満足です。
 
仕掛けを竿から外し、片付けます。
 
その片付けをしつつ、クーラーボックスのフタをたまに開けニンマリ。
 
元来このシャー満太郎、ほめてもらいたい度高めの「承認欲求体質」ですから
 
(この大量のアジを嫁っこに見せたら、どんなに驚くだろうな、ヒヒヒヒ、「すごーい!」なんて尊敬されるだろうな、ヒヒヒヒ)
 
なんて期待しつつ、片付けをします。
 
そうこうしているうちに、船は爆音を上げ港へ向かいます。
 
さすがに3時間近く、揺れる船上で釣りをしたので疲れました。
 
でも心地よい疲れですね。
 
さあて、釣れたアジ、どんな料理で食べるかな? 
 
大きいアジは干物にして、小さいアジは唐揚げかな、シンプルに塩焼きもいいし、今回は南蛮漬けに挑戦しようかな、いや待てよ、アジのたたきっていう手もあるなあ、うーん。
 
などと、新たな楽しみに胸躍るシャー満太郎を乗せ、船は帰港します。
 
 
 
今回はここまでです。
 
いかがだったでしょうか?
 
なんとなく、船釣りの雰囲気が分かったかと思います。
 
船釣りは魚の居る場所に連れて行ってくれるので、本当に楽です。
 
船長という頼もしいアドバイザーもいますから、気持ち的にも楽ですね。
 
分からないことは、どんどん聞きましょう。
 
さて、次回は最終話「帰港~料理編」になります。
 
それでは、お楽しみに~。
 
 
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